第1回名古屋カーエレクトロニクス技術展/第1回名古屋ネプコンジャパン
タムラ製作所のみどころ

2018/08/27 株式会社タムラ製作所

株式会社タムラ製作所(本社:東京都練馬区、代表取締役社長:田村直樹)は、9月5日(水)から7日(金)まで名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)にて開催される「第1回名古屋カーエレクトロニクス技術展」「第1回名古屋ネプコンジャパン展」に出展致します。(両方展示会での同小間出展となります。)

タムラ製作所は車載に関する取り組みを強化しております。環境車の電動化に伴う車載用エネルギー変換部品のニーズや、電装化・技術高度化に伴う車載用材料・実装装置のニーズが高まっています。タムラ製作所は、これらの車載事業に貢献する技術・製品を一堂にご紹介致します。会場にて皆様のご来場をお待ち申し上げます。 





【概要 


■車載用リアクトル

タムラ製作所は世界的に市場拡大の著しい電動化車両用途として、HV・PHV・FCV・EV※(注ご参照)などの基幹システムである昇降圧チョッパー回路に適用されるリアクトルを開発・生産しております。リアクトル用途に特化した自社開発コア(鉄心)を使用し小型・高性能・低損失なリアクトルを実現し、様々な電動化車両に採用されております。当社の車載リアクトルには宇宙用途等で長年培ってまいりました高信頼性製品のノウハウが応用され、これまでに多くの出荷実績を積み重ねて参りました。

展示会ではその一例として、独自の巻線技術を活用し、高放熱構造を有したリアクトルを展示、自社開発コア(鉄心)のラインナップについてご紹介いたします。

注:HV…ハイブリッド車、PHV…プラグインハイブリッド車、FCV…燃料電池車、EV…電気自動車

車載用リアクトル



■電流センサ

HEV/EV等、電動化の進む車載市場に向けた電流センサ開発品を展示致します。

①磁気平衡式フラックスゲートVF03PxxxS05シリーズ
・計測器にも使用されるフラックスゲート回路方式を採用し、超高精度・低温度ドリフトを実現しました。
・測定電流6A~50A 電源電圧+5V
・車載充電器用

②磁気比例式VL06P xxxS05シリーズ(開発中製品)
・車載実績品・高信頼性ASICを採用
・高速応答性・高耐dv/dtノイズ性能
・測定電流100A~900A 電源電圧+5V
・電動化車両のインバータ制御、充電制御用



■SiC/IGBT駆動用ゲートドライバユニット(開発中製品)

産業機器用弊社従来品2DMシリーズの性能UPとラインナップ拡充を行い、よりお客様のニーズに適した新規製品の開発を進めております。ゲート駆動回路設計に掛かる工数を、大幅に削減致します。

●2DDシリーズ(開発中製品)
・SiC/IGBTゲートドライブ専用DC/DC電源
・高耐圧:5kV対応
・低寄生容量:9pF / typ. 
・車載温度規格対応製品開発予定



■接合材 / 車載市場向け、高信頼性ソルダーペースト

車両の安全性・燃費向上、電動化が進む車載市場では、車載部品の電子制御化、機電一体化が進み、搭載される基板では、ヒートサイクル温度基準の要求が厳しくなっております。

今回の展示では、この厳しい搭載環境に耐え、車載市場で長い実績を有する「フラックス耐残さ亀裂タイプのソルダーペースト」、新規高耐熱はんだ合金を使用し、はんだ亀裂進展を大幅に抑制した「高耐熱合金タイプのソルダーペースト」の採用製品を中心に展示を行います。



■絶縁材 / 過酷環境下において信頼性が要求される車載機器用高信頼性ソルダーレジスト「DSR-2200ACR」 

ハロゲンフリーで印刷タイプのソルダーレジストです。
高温低温過酷環境下での塗膜のクラックの発生を抑え、更に耐熱性および絶縁信頼性、密着性等の長期信頼性を向上させた車載基板に適応したソルダーレジストです。




【展示会情報】

第1回名古屋カーエレクトロニクス技術展 http://www.car-ele-nagoya.jp/
第1回名古屋ネプコンジャパン http://www.nepconjapan-nagoya.jp/

(名古屋カーエレクトロニクス技術展の他計5展示で構成される名古屋オートモーティブワールドの他、
 名古屋ネプコンジャパン他計4展示会が同時開催)

会期:2018年9月5日(水)~7日(金)10:00~18:00 (最終日は17:00迄)
会場:名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや) ホール3 ブース番号15-14
   (名古屋カーエレクトロニクス技術展、名古屋ネプコンジャパンで同小間出展となります。)





【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社タムラ製作所 経営管理本部 経営支援グループ
TEL03-3978-2031

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