第2回名古屋 航空宇宙機器開発展 タムラ製作所のみどころ

2018/04/05 株式会社タムラ製作所

株式会社タムラ製作所(本社:東京都練馬区、代表取締役社長:田村直樹)は、4月11日(水)から4月13日(金)まで名古屋市国際展示場ポートメッセにて開催される「第2回名古屋 航空宇宙機器開発展」へ出展いたします。

名古屋近郊は日本有数の航空宇宙産業の集積地であり、同地で開催される航空宇宙機器の展示会にて「究極の耐環境性部品で社会貢献(海底から宇宙までの製品に対応)」を展示テーマに40年以上に渡り搭載実績がある宇宙用のトランス・コイルをはじめ、新たな実績として民間航空機に搭載が開始されている製品も含め、一堂にご紹介いたします。
また今年は、環境車に適用した車載用リアクトルも特別展示いたします。

会場にて皆様のご来場をお待ち申し上げます。 



【概要】

■電子部品関連

・宇宙用トランス・コイル
タムラ製作所は電力系トランス・コイルに関し、日本国内で唯一JAXA-QML*(注ご参照)の認定を取得したメーカーで、高品質で信頼性が高い製品を40年以上に渡り納入を継続し、日本の宇宙産業に貢献してきました。展示会においては下記の製品群から選りすぐった製品をこれまでの搭載実績と共にご紹介させて戴きます。

―タムラ製作所が手掛ける認定品シリーズ(全1,000機種以上)
―長寿命化が必要となる人工衛星搭載用トランス・コイル(全1,300機種以上)
―振動・衝撃等の強力な加速度にも耐えうるロケット打ち上げ用トランス・コイル(全300機種以上)

今年は、積層巻線構造の採用により高周波対応、低背化、高放熱性を実現した大容量プレーナートランスを新たに展示いたします。



大容量プレーナートランス




・民間航空機用トランス・コイル
タムラ製作所は宇宙用途等で培った多岐に渡る技術や豊富な実績を糧にし、今後エレクトロニクス化が益々進展する民間航空機の分野においても製品の納入を開始しております。展示会にて搭載事例の一部をご紹介させていただきます。

注:JAXA-QML認定メーカー
QMLとはQualified Manufacturers Listingの略で、JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、品質の確保及び安定供給を目的として部品の認定制度を確立しています。JAXAが制定した宇宙用部品の品質保証システムの審査に合格し、かつ宇宙環境での使用を想定した厳しい認定試験に合格した部品のみが宇宙開発用共通部品としてJAXAから認定され定期的に品質の維持管理がなされます。



・車載リアクトル
タムラ製作所は世界的に市場拡大の著しい電動化車両用途として、HV・PHV・FCV・EV※(注ご参照)などの基幹システムである昇降圧チョッパー回路に適用されるリアクトルを開発・生産しております。リアクトル用途に特化した自社開発コア(鉄心)を使用し小型・高性能・低損失なリアクトルを実現し、様々な電動化車両に採用されております。当社の車載リアクトルには宇宙用途等で長年培ってまいりました高信頼性製品のノウハウが応用され、これまでに多くの出荷実績を積み重ねて参りました。

展示会ではその一例として、独自の巻線技術を活用し、高放熱構造を有したリアクトルを展示、自社開発コア(鉄心)のラインナップについてご紹介いたします。

注:HV…ハイブリッド車、PHV…プラグインハイブリッド車、FCV…燃料電池車、EV…電気自動車




【展示会情報】
第2回名古屋 航空宇宙機器開発展(設計・製造ソリューション展他計4展示会が同時開催)
会期:2018年4月11日(水)~13日(金)10:00~18:00(最終日は17:00まで)
会場:名古屋市国際展示場ポートメッセ 第3展示館 ブースNo.2-1






【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社タムラ製作所 経営管理本部 経営支援グループ
TEL03-3978-2031
TOP