タムラ製作所坂戸事業所の建て替えに関するお知らせ
-電子部品関連事業の業務最適配置を推進。
新棟は省エネビルとして「Nearly ZEB」に認定-
2017/07/14 株式会社タムラ製作所
株式会社タムラ製作所は、同社の中期経営計画で掲げる最適な経営体制構築に向けた取り組みの一環として、
坂戸事業所(埼玉県坂戸市)の建て替え並びに電子部品関連事業の業務再配置を行います。
坂戸事業所は、電子部品関連事業の生産・開発・販売のコア拠点として1980年に開設されましたが、その後
生産機能は国内外のグループ会社へ移管が進み、また一方で、製品開発やマーケティングの中核拠点としての役割は
重要度が増しています。新棟は、コンパクトな建物の中に今後の坂戸事業所に期待される役割に最適なレイアウトを
実現すると共に、設計段階から省エネビルとする計画を進めています。
なお、本計画は平成29年度ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング)実証事業として申請し、正味で75%以上の
省エネを達成する「Nearly ZEB」として認定されました。
【目的】
(1) 電子部品関連事業の業務最適配置
・車載関連の量産品の製造を、坂戸事業所から株式会社若柳タムラ製作所に移管
・航空・宇宙関連の製造を、坂戸事業所から株式会社若柳タムラ製作所に移管
・坂戸事業所は、電子部品事業の技術および営業部門のコア拠点化
(2) 技術部門と営業部門が一体となる協創の場の構築
・技術部門・営業部門をワンフロアに集約
・ショースペース・会議室を配し、社外との協創を促進
(3) ZEB (ネット・ゼロ・エネルギー・ビルディング※)実現に向けた取り組み
・高性能の断熱材、高性能サッシを採用
・高効率ビルマルチ空調、全熱交換機、自動調光LEDを採用
・太陽光パネルで創エネ、運用はBEMSを利用し省エネ
※ZEBとは、年間の一次エネルギー消費量が、正味ゼロまたはマイナスの建築物のことをいいます。
名称
| 株式会社タムラ製作所坂戸新棟(仮称) |
所在地
| 埼玉県坂戸市千代田5-5-30 |
構造 | 新築3階建て(延床面積8,500㎡) |
完成予定
| 新棟完成 2018年9月 (使用開始 2018年10月) 付帯設備完成 2019年12月 |
工場建て替えおよび設備投資総額
| 約34億円 (解体費用・駐車場等の付帯設備の費用を含む) |
【注】
本件が当社連結業績に与える影響につきましては、平成29 年5月9日に公表した「平成30年3月期の連結業績予想」に織り込み済みです。
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社タムラ製作所 経営管理本部 経営支援グループ
TEL03-3978-2031