「トレーススプレー」、「プリヒーター」、「セレクティブはんだ槽」、「トレースはんだ槽」、「検査・修正工程」の6製品から構成されるポイントで、はんだ付けが出来る装置です。後付工程において手付けで行われている部分の自動化、省人化、品質の向上に貢献致します。今まで、手作業ではんだ付けをしていた部品を接合、検査工程、リワークまで一括して自動化をすることができます。6製品は、それぞれモジュール方式で独立しているため、用途にあわせてレイアウトを変更することができ、必要に応じて、部分的に組み合わせることもできます。
<接合材>
・車載用高耐熱ソルダーペースト「TLF-286シリーズ」
新規耐熱合金と新規フラックスを採用した車載用高耐熱ソルダーペーストです。新規耐熱合金(当社合金品番 #286)は、「-40℃⇔125℃3000cycle」冷熱サイクル時のはんだ亀裂進展を抑制します。また、新規フラックスは、すでに実績のある「TLF-204-GTS-VRシリーズ」の信頼性を保持したまま、作業性を大幅に改善できたソルダーペーストです。
・耐フラックス残さ亀裂ソルダーペースト「TLF-204-GTS-VRシリーズ」
フラックス残さの耐亀裂性と作業性を大幅に向上させた、次世代高信頼性のソルダーペーストです。
耐亀裂性では、「-40℃⇔125℃3000 cycleクリア」を実現し、作業性では、連続使用性能、微細印刷性能を向上させたソルダーペーストシリーズです。
・SnBi系異方導電性接合材「SAM32シリーズ」
FOB、FOFなどの接合に対し、狭ピッチへの対応が求められている。これまでの「SAM32シリーズ」の適応パターンは、L/S=100/100μmと50/50μmであったが、微細粉末の採用によりL/S=30/30μmまで対応できるように新規開発品をラインナップ化した製品です。
・マイクロバンプ形成用ソルダーペースト「LF-204-GDシリーズ」とプリコート用ソルダーペースト
半導体市場の狭ピッチ化が急速に進む中で、微細粉末を用い、専用のフラックスを使用して、150μm以下に対応した狭ピッチバンプへの印刷工法を可能にした「GDシリーズ」。
従来よりも、更に薄く均一に濡れるはんだコートを実現、またメッキ工法の代替えとしても使用できる「プリコート用ソルダーペースト」です。
・マスクパレット汚れ低減フラックス「EC-19S-11」
市場では、コネクターの接合用として局所Dip工法が用いられる中、工法の中のマスクパレットに付着するフラックスの残渣の付着量が課題。その課題に答える為、独自技術開発により、短時間でのヌレ上がりを良好にし、マスクパレットに付着する残渣付着量の低減を可能にし、設備メンテナンス性を向上目的としたフラックスです。