TECHNO-FRONTIER 2016 第31回電源システム展
タムラ製作所のみどころ
2016/04/13 株式会社タムラ製作所
株式会社タムラ製作所(本社:東京都練馬区、社長:田村直樹)は、4月20日(水)~4月22日(金)まで幕張メッセで開催される「TECHNO-FRONTIER 2016 第31回電源システム展」に出展いたします。
SiC-MOSFET及びIGBTのゲート駆動に必要な機能を集約した「ゲートドライバモジュール」をメイン展示に、超低待機電力型電源モジュール、コイル、リアクタ、電流センサ、温度ヒューズなど電源周りに必要な電子部品のラインナップを展示いたします。更に、風力・太陽光等で発電された電気を最大限に活用できるよう電流波形を整える大型リアクタもご紹介いたします。
【概要】
■電源・電流センサ・温度ヒューズ
メイン展示となる「SiCゲートドライバモジュール」「IGBTゲートドライバモジュール」は、タムラ製作所が長年培ってきたトランス設計、回路設計のノウハウを活かした製品です。「SiCゲートドライバモジュール」は、コモンモードノイズを低く抑えることができるとともに、高速応答性に優れているため、SiCを用いた高周波駆動に最適です。「IGBTゲートドライバモジュール」は、絶縁された2回路を1パーケージ化した2in1タイプのため、インバータ等で使用されるIGBTやSiCを少ない部品で簡単に安定動作させることができます。
超低待機電力型電源モジュールは、トランスなど発熱する主要部品を内蔵しているため、面倒なトランス設計や放熱設計が必要ありません。そのため、電源部分の設計にかかる工数や購買などの手間を大幅に削減することができます。
電流センサでは、フラックスゲート回路方式を採用することで、定格電流100Aでの微小な交流重畳直流も測定可能になった「F23Pシリーズ」などを中心に、用途別にラインナップをご紹介いたします。
温度ヒューズは、新製品の「高温度帯温度ヒューズ Y9A」や、耐雷サージ性能を高めた回路保護用「耐雷型温度ヒューズ
M3F」を展示します。また、電線と本体の接続箇所を内蔵した新構造でリード引張性能を向上させた「メタルクラッド抵抗器TS30G型」も展示いたします。
■トランス・コイル・リアクタ・直流送電用 水冷式可飽和リアクタ(大型)風力・太陽光等により発電された電気をより効率的に運ぶために利用される直流送電システムには、直流変換装置が必要となります。大きな電圧のため、使用されるリアクタも巨大なものとなり、装置自体を大きくする要因になっております。タムラ製作所では、リアクタの巻き線部分をパイプ状の管のように加工し、その中に水を通しながら冷やす直冷式を採用することで、お客様の仕様にあわせたリアクタの小型化を可能としました。
・3相 乾式大容量リアクタ(大型)銅板、またはアルミ板をコア材に巻き、レジンやワニスなどの樹脂で周囲を固めた大型のトランスです。7トンサイズまで、ご用意することができます。独自の設計技術と製造技術で、うなりと振動を抑えました。
・高周波リアクタ、コモンモードチョークコイルエッジワイズ巻線と高周波素材の組み合わせにより従来品よりも高放熱性・ハイインピーダンス特性を実現し、エアコン・パワーコンディショナー・UPSなどに最適な「トロイダル・エッジワイズリアクタ」と「大電流EMCコモンモードチョークコイル」、金属磁性粉末と樹脂を混合させて成形する新構造で小型・高放熱・低騒音を追求した「MCリアクタ」をご紹介いたします。
【展示会情報】
■TECHNO-FRONTIER 2016 第31回電源システム展会期:2016年4月20日(水)~4月22日(金)10:00~17:00
会場:幕張メッセ HALL5 5C-205
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社タムラ製作所 経営管理本部 経営支援・IRグループ 広報担当 竹内
TEL 03-3978-2413