ダイレクトイメージング向けのソルダーレジストを開発

2015/08/18 株式会社タムラ製作所

株式会社タムラ製作所(本社:東京都練馬区、代表取締役社長:田村直樹)は、プリント基板のダイレクトイメージング(直接描画)向けの高感度なソルダーレジスト「S72D」シリーズを開発いたしました。現状の設備で量産可能です。


【概要】


スマートフォンなどに使われるプリント基板の小型化・微細化が進む中、プリント基板にソルダーレジストのパターンを形成する際に生じる微妙な位置ずれが問題となってきています。

位置合わせ精度を高くし、歩留まりを向上させるため、位置ずれの要因であるプリント基板のわずかな伸縮に応じてパターンを補正し、直接描画できるダイレクト イメージング露光装置に対応したソルダーレジストへのニーズが高まっています。これまでのダイレクトイメージング向けソルダーレジストは、露光量が 100mJ/cm2程度必要だったため、厚膜でレジストを形成する必要が有る部分については、露光に時間がかかっていました。

そこで、今回、感光性樹脂を高感度し、感光波長域の広帯域化を行うことにより、必要な露光量が50mJ/cm2と少ない、ダイレクトイメージング向けソルダーレジストを開発しました。



【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社タムラ製作所 経営管理本部 経営支援IRグループ
広報担当 竹内夏美
TEL 03-3978-2413
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