台湾民間全民電視公司(民視テレビ)音声処理の高速化と音質向上を両立させ、
操作パネルを小型化したデジタル音声卓(ミキサー)"NT660"を初納品

2014/09/16 株式会社タムラ製作所

株式会社タムラ製作所(本社:東京都練馬区、代表取締役社長:田村直樹)は、台湾民間全民電視公司(民視テレビ)にデジタル音声卓(ミキサー)“NT660”を2014年4月に初納品いたしました。

デジタル音声卓(ミキサー)“NT660”は、デジタル音声卓(ミキサー)のフラグシップモデルである“NT880” の機能性と安全性を引き継ぎつつ、新たな操作方式の採用により小型化したモデルです。

2013年10月の発売から、大型のデジタル音声卓(ミキサー)が設置できない中継車や中規模スタジオに最適なサイズの音声卓として14件の納入実績があります。
今後、日本国内はもちろん、海外は中国を中心に韓国、台湾、アセアン地区などアジア圏内の小・中規模のスタジオ中心に海外販売を強化してまいります。



【目的・背景・概要】

デジタル音声卓(ミキサー)のフラグシップモデルである“NT880”は、高度なコンテンツ制作や大型番組制作で便利なように、可能な限りツマミやボタンを多く配置し、複数のチャンネルを同時に操作ができ、かつ瞬時に求めるパラメータを操作できるようにしています。そのため操作パネル自体が大型です。“NT660”では、使用頻度の高いパラメータへのアクセスを優先するなど、新たな操作方式を考案し、ツマミやボタン類を半分程度にして小型化しました。
これまでの「小型機」=「機能が少ない」という常識を覆す使い勝手とデザインと信頼性と国内での実績が初納品に結び付きました。設置スペースの制限によって、小型機を採用せざるを得ず、満足いくパフォーマンスが得られなかったような国内外の小・中規模のスタジオ向けに、さらなる拡販をしてまいります。

台湾には現在地上波テレビ局が5局、ケーブルテレビ向け番組供給事業者が4社、ラジオ局が171局あり、多くのテレビ放送局は報道、経済、ドラマ、音楽など複数のチャンネルを有しています。民視テレビは、民進党が中心となって設立された商業放送局で台湾ではもっとも視聴率が高く人気がある放送局です。台北市の衛星都市、新北市のメディアセンターエリアに新社屋の建築を2015年に竣工予定で計画しています。直近では台湾放送市場で最大プロジェクトとなり、今回の納入により、新社屋への新設備として採用される可能性が大きくなります。


【NT660】



【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社タムラ製作所 経営管理本部 経営支援IRグループ
TEL 03-3978-2031
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