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人を知る

世の中の役に立つ。

LED事業や、圧倒的シェアNo.1*を誇る自動販売機のボタン分野で力を発揮する光波。
私が手がけるのは、マイクロ波を使って世の中の役に立つセンシング技術を開発することです。
現在はセンサを使った“見守り技術”にも力を入れており、高齢化社会への貢献を目指しています。

*当社調べ

M.Watanabe
《2014年入社》

光波
ソフトウェア設計

働きながら技術(知識)を吸収できる。

 大学で電気電子工学を学び、無鉛圧電セラミックスの研究をしていたことから、“圧電セラミックスを扱う会社”ということでタムラを知りました。採用面接を進める中で光波の事業内容を知り、当時ちょうど照明器具がLEDに切り替わっていく時期だったこともあり、光を追求する光波に興味を持ち入社を決めました。
 最初の2年間は電気設計を担当し、その後現在はセンシング製品のソフトウェア開発に携わっています。大学の講義でC言語や制御工学を学んだことはあったものの、ソフトウェア開発の経験はほとんどなく、正直なところ最初はかなり不安がありました。それでも社内のいろいろな人に教わり、また外部のセミナーを希望通り受講させてもらえたので、知識を吸収することができました。未経験で入社しても一から育てる体制が整っているので、安心して業務を行うことができました。

自動販売機の省エネ機能を高める

 光波はセンシング技術に強みがあり、これまで培った技術を応用して自動販売機向けの製品から高齢者の見守りへと製品の幅を広げています。私は、センシング製品のコアとなる信号処理・アルゴリズム開発を担当しています。
 例えば、マイクロ波センサを使って自動販売機の省エネ機能を向上させる技術を開発しました。人が近づいときに照明をつけるだけでなく、人通りの多さによって検知する距離を変えたり、自動販売機の前で静止している人も検知したりできるよう、精度をあげています。検知率100%にどこまで近づけるかを追求するのは大変ですが、自分の発想力を活かし、いろいろな人とアイデアを交換しながら開発する面白さがあります。何より、自分の開発したセンサが内蔵された自動販売機を街で見かけると、非常にうれしくなります。

マイクロ波センサによる“見守り”

 今後ニーズが高まっていくのが、高齢者の見守りに関する技術です。光波でも私が入社した当初から見守り用途の製品開発を視野に入れており、現在はセンシング技術の応用に力を入れています。自動販売機で実用化した技術を応用し、マイクロ波センサで計測したデータを独自のアルゴリズムで分析し、人の動きや安静時の様子を検知します。高齢者住宅での活用を想定し、製品開発を進めています。
 センサは使い方次第でさまざまなことが可能になるため、これからも積極的に新しい技術を取り入れ、製品開発を進めていきます。私自身、これまで培ってきた技術を使って、人の役に立つものを作りたい、生活を便利にするものを作りたいという気持ちが強くなっています。まず「自分が使いたい」と思えるような製品開発を目指そうと思います。

ココがタムラの魅力!

新しい技術の導入に積極的な会社

タムラグループのコーポレートスローガンである『オンリーワン・カンパニーの実現』に向けて、保守的にならず「まず試してみよう!」という姿勢があります。
新しい技術を学ぶことが推奨されており、積極的に外部セミナーに参加するなど学ぶ機会に恵まれています。