理系の知識を営業で活かす
私は理学部物質応用化学科を卒業し「理系で学んだことを活かすには研究開発職につくべき」という固定観念があり、タムラの採用選考でも当初は研究開発職を志望していました。しかし、面接で「理系出身の営業職が専門知識を活かして活躍している」と聞き、自分自身に「本当にやりたいことは何か」を問い直した末に、営業職として入社することを決めました。
担当しているのは、電子機器の製造に欠かせないはんだ材料です。営業先で接する9割は技術者で、化学の知識が大いに役立っています。もし「わからないので一旦持ち帰ります」を連発していたら、信頼を得るのは難しかったでしょう。
化学材料の営業先は、日本を代表するような大企業ばかり。「タムラ製作所です」と名乗ると訪問を受け入れてもらえるので、タムラブランドを実感しています。